2003/09/02更新(旧和泉多摩川駅の写真をUP)
狛江市役所の写真。写真右側の国旗の左横の旗が狛江市の旗。いずれはこの横にFC東京の旗が掲げられればなあと夢見る私でした(まず無理だけど)。でも垂れ幕ぐらいは掲げられるよう努力していきたいと思います。
右下には人工の池があり、小学生時代はよくここで水遊びをしていました。
このページは、東京で最も小さく、もっともマイナーな狛江を全世界の人達にアピールするページです。これも資料を全く使わず、記憶のみで書いているため、間違いがあればご指摘下さい。
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現在の狛江駅 | |
旧駅舎(2000/08/06に情報提供いただきました) | 戦前の駅舎(2000/08/05に情報提供いただきました) |
「こまえ」と読みます。この「狛」という字は見慣れない言葉のため、かつて社会科の資料集で「読みにくい地名」のリストに載っているのを見たことがあります。
「カシワエ」などと誤読されることもしばしば。かつて朝鮮半島の高麗(こま)の人がここにやってきたことが名前の由来とか。
東京都南部のいわゆる多摩地区にあり、東側に世田谷区、西側に調布市、多摩川をはさんで南側に神奈川県川崎市と、3つの市区にはさまれた場所に位置しています。
小田急線が通っております。
市内の駅は狛江駅と和泉多摩川駅の2つ。もちろんながら急行は停車しません。新宿からは急行(新宿成城学園前間)を利用すれば、約20分で着きます。
面積は約6.4平方キロメートルと、すごく小さく、全国の市の中でも3番目に小さいとのこと。
私はここで生まれ育ったので、「市」というと、ものすごく狭い行政単位なんだというイメージを抱いていました(東京都内の市は本当にそうですけどね)が、福岡に住んで初めて、市というのは大きいものだと感じ、狛江はある意味「変わり者」なんだと思うようになりました(福岡は政令指定都市という違いもありますけどね)。
人口は約7万人。私が小学校の時に授業で教わった人口と変わりはなく、ここ20年ほど、さほど人口は増加していないようです。まあ、もともと狭いからこれくらいが限度なんでしょうね。
人口密度は全国でもトップクラスとのことです。
現在の和泉多摩川駅 | 旧和泉多摩川駅(平成3年) 2003/09/02に、Oさんに提供いただきました。ありがとうございます。 |
面積の割に人口が多いことからもわかる通り、住宅は多い。新宿などが近いこともあり、商業はなかなかうまくいかないのが現状だとのこと。
そのせいもあってか、まだ緑が多く、小学生の頃はよくクワガタ採りをしたものでした。でも畑の数はこの20年程でかなり減りましたね。
歴史のある街という理由からか、昔から住んでいる「旧地主」がかなりいます。
市民の方だったら、「石井」「飯田」「谷田部」などの苗字を聞けば多分ピンとくるでしょう。ここらへんが多摩ニュータウンなどの他のベッドタウンと違う点でしょう。
狛江は古墳が多く、「狛江百塚」と呼ばれるくらいです。
中でも「亀塚古墳」(私の実家のすぐそばです)は、出土品が上野の東京国立博物館に展示されているくらいで、かなり考古学的価値のある古墳です。
他に「兜塚」「経塚(ヘビ山)」などがあります。
市が狭いせいで、警察署は調布警察署の管轄です。
これは狛江市民「唯一の自慢」といわれています。NTTの管轄エリアの事情でこうなっているそうですが、渋谷や新宿から自宅に電話しても、市外局番をダイヤルする必要はないのはうれしいですよね。そのせいもあって、私は小学校を卒業するまで、「03」を使ったことがありません。
ちなみに郵便番号の上1ケタが「2」で始まるのは東京では珍しい(狛江は201)ですね。
かつてはTBSの「ケンチャン」シリーズ(登場人物の一人は同じ小学校でした)、テレビ朝日の「あばれはっちゃく」シリーズの撮影を狛江でやっていました。
映画やTVドラマでは本当によく狛江が出てきます。
特に多摩川の五本松近辺でよく撮影をしています。
中学校を卒業して、狛江以外の学校に出る人は、クラスメートから「田舎」とか「それってどこ?」とか言われて、馬鹿にされた経験があると思います。
私も散々馬鹿にされました。
そういうわけで、狛江に住んでいることに「コンプレックス」を抱いている人も多いのですが、そういうコンプレックスあるからこそ、かえって狛江に愛着を持つ人が多いのではないかと思います。