ご挨拶

このホームページを開いていただいてまことにありがとうございます。


 このホームページは基本的には狛江市在住・出身の方、狛江に愛着のある方、あるいはサッカーJリーグのFC東京ファンの方のために私、M1こと徳永健が開設したホームページです。管理人は狛江出身ですが、現在転勤族のため市外に在住しております。そのため、狛江についてのタイムリーな情報がなかなかつかみにくい現状ですが、なんとか当ホームページを盛り上げて、FC東京を狛江に、狛江を全国に広めていこうと考えております。


狛江はFC東京のホームタウン!

 これを読んでいる狛江在住(出身)の方も、サッカーJリーグの「FC東京」の存在ぐらいは知っていると思います。少し通の方なら今年からJ1リーグに昇格して、いきなり優勝候補の横浜Fマリノス、99年度天皇杯王者の名古屋グランパス、99年度Jリーグチャンピオンのジュビロ磐田といった強豪を次々に撃破し、「東京旋風」を巻き起こしたということも知っていると思います。このFC東京、チーム名からも分かる通り、東京都がホームタウンなのです。つまり私たちの狛江市も立派なホームタウンの一つということ。管理人がFC東京ファンなのは、単純に言えば自分の出身地、狛江(東京)を代表するチームだからということに尽きます。
 しかし、現状を見る限りでは、狛江市内では、自治体側、市民側ともそういう意識が希薄です。府中・調布・三鷹(FMCと呼ばれています)のように、自治体が出資しているところではそれなりに盛り上がっていますが、狛江ではFC東京どころかJリーグに関心がある人もごくわずかだと思います。これはFMC以外の自治体全てに当てはまることですが、私はこの現状が非常にもったいないと思います。これをきっかけに狛江を東京都内のみならず、日本全国にアピールできると考えるからです。


東京都民意識は希薄、でも、狛江市民意識は?

 狛江市民の皆さんは、サッカーに関しては代表戦以外興味がないという人がほとんどではないでしょうか。それは、代表戦は自分たちの国の代表が戦っているからという「国民意識」から来るものだからに違いないと思います。Jリーグの理念も基本的にはこれと同じなのです。それぞれのチームにホームタウンがあり、チームはその地域の代表なのです。そのため全チームとも名称に企業名ではなく地域名がつけられています。
 つまりFC東京は私達の東京都を代表するJリーグチームなのです。東京都民は一般に「都民意識が希薄」と言われています。私も大学を卒業して東京を離れるまでは正直言ってそうでした。では、狛江市民の「市民意識」はどうですか?これはほとんどの方が強く意識を持っているのではないでしょうか。東京の中でも最も小さく、最もマイナーな市で、23区にも入っていないことで「コンプレックス」を抱きながらも、むしろその辺に愛着を持っている人が多いはずです。
 FC東京の試合では、スタジアム全体に、この希薄と言われる都民意識が湧きあがっています。チーム名からも分かると思いますが、応援する時は「東京!東京!」と連呼するのですよ。是非皆さんもスタジアムに足を運んでみてほしいですね。
 私はFC東京の応援を通じて、東京全体に「狛江市民意識の強さ」をアピールし、「FC東京と言えば狛江」「狛江と言えばFC東京」と思われるようになればと考えています。


追加あいさつ

狛江関連の皆様へ、M1の主張シリーズ パート1
「私はFC東京を単に『好きだから』応援しているのではない」

私がFC東京を応援しているのは、「地元の代表チームだから」に尽きます。「好き」というより「使命感」のような感じです。日本人が日本代表チームをなぜ応援するかといえば、今の代表チームが単に「好きだから」ではなく、「日本人だから」でしょう。日本代表のチーム戦術などが気に食わなくて、日本よりブラジルやフランスがいいプレイをしていて強いから、そっちを応援するようになる日本人はまずいないと思います。それと同じです。だから東京がたとえ二部に落ちようと、何年後かに今の選手がほとんどいなくなって、チームスタイルが変ろうと、応援しようという気持ちが衰えることはありません。
ということで、試合観戦における応援に関しても、単なる応援というより、「自分もチームの一員として、選手達と一緒に戦っている」という感じです。

狛江関連の皆様へ、M1の主張シリーズ パート2
「東京生まれ・東京育ちの私にとって、『故郷』は東京しかない」

「俺の東京」コーナーでも説明していますが、私は東京生まれの東京育ちですが、一度東京を離れ、福岡に住んだ時、「自分の故郷は東京だ」と初めて意識するようになりました。今ははっきりと「東京だろうがどこの地方だろうが故郷を思う気持ちはどこでも同じ」と言えます。そう考えるようになっていたまさにその時、ふとしたきっかけで当時J2だったFC東京の試合を観戦し、サポーターが「東京!!!東京!!!」と地域名を連呼する姿に感動しました。「好きだから」という理由で好きな野球チームを応援するのとは違う、「熱いもの」を感じたのを今でも思い出します。自分も東京人として戦っているといった気持ちでした。
東京というと「都民意識」は希薄になりがちですが、スタジアムではこの都民意識が湧き上がっています。東京生まれ・東京育ちの人、今東京に住んでいる人、市だろうが区だろうが関係なく、みんなで一緒に「東京!!」コールをしています。事実、FC東京サポーターは、他の首都圏のチームのサポーターと比較しても「地元だから」という理由で応援している人が多いのです。ジャッキーさんのサイトのゲストブックを見ても、FC東京を応援する理由として、半数以上の人が「地元だから」と答えていますし、試合開始前のフェアプレイフラッグ旗手とキッズクラブのハンドウィズハンドに出る子供達の紹介でも、9割方が都内在住の人です。
その希薄とされる都民意識を湧き上がらせるためにもFC東京が存在すると思います。Jリーグはプロ野球と違い、試合は「地域VS地域」の色彩が濃いのですが、FC東京は「東京」と呼んでもらうためにあえてチームに愛称を付けず(”FC”は”Football Club”の略で、愛称ではありません)、マスコットもいないという異色のチームです。個人的にはチーム理念はJリーグでは最も地域密着型のクラブと思います。
「東京人は冷たい」とかいうイメージもありますが、FC東京の試合を観戦すれば、「東京人は日本で一番熱い!」と断言できます!!
あの「あばれはっちゃく」だって、舞台は東京だよ!

狛江関連の皆様へ、M1の主張シリーズ パート3

「俺たちの東京で、俺たちの町で、俺たちの代表だからお前らを応援しているんだ」

99年11月14日、J2ホーム最終戦の対ベガルタ仙台戦。この年仙台は不調でJ2で下から2番目の9位だった。この試合でFC東京はまさかの敗北を喫し、J1昇格圏外の3位に転落、自力昇格の夢が消滅しました。私は当時観戦仲間がいなかったので、会社の後輩2人を半分無理矢理連れて行って観戦しましたが、試合終了直後は選手もサポーターもまさにお通夜のような雰囲気でした。
 翌年FC東京のオフィシャルDVDが発売され、99年の全試合ハイライトで、東京サポーターであり日本代表サポーターとしても有名な植田朝日氏(東京生まれ・東京育ち)がコメントをするコーナーがありました。この試合の後、東京の小池選手(現在FC東京普及部スタッフ)が植田氏の方に「ごめん、昇格厳しくなったよ」と言ってきた時に、植田氏は「J1のチームを応援したいんだったら最初からお前らなんて応援しないよ。俺たちの東京で、俺たちの町で、俺たちの代表だからお前らを応援しているんだよ」と言ったら小池選手は「そうだよね」と微笑んだそうです。
結局、最終節でタナボタではありますが、昇格できましたが、この植田氏の一言がまさに私が言いたいことと同じです。J1だからとか、スター選手がたくさんいるから応援するのではなく、自分達の代表だから応援するというのがJリーグの理念であり、プロ野球も含め、そういう地域密着というのが世界のスポーツの潮流になっています。