2000年7月8日 対川崎フロンターレ戦 天気:はれ
なぜか国立競技場でのアウェイゲーム


アマラオがハットトリック、3−0で東京の圧勝!

 台風が心配されたが、試合開始の頃には晴れ渡り、まぶしくなるぐらいだった。今年は東京のホームゲームは大体国立で行われているのに、本日は川崎側のホームゲームということで、アウェイ側のスタンドに座った。まずスタンドに入って驚いたのは川崎側の観客数の少なさ。チームの勢いがよくないのと、川崎市民は「川崎と言ったら等々力」という先入観があるのか、好きなチームなだけにかわいそうにも思えた。
 スタメンは負傷した浅利の代わりに新人DFの迫井がボランチで出場。それ以外は前節福岡戦と変わらない。由紀彦はまたサブだった。
 今日は正直言って勝てるか不安だった。向こうは昨年東京に一度も負けなかったのに、今年の1stステージで負けていたので、モチベーションを高めているという点、3日前のナビスコカップ前半戦で川崎は強豪柏レイソルを破って、勢いに乗っているという点など、「今日は前回のようにはいかないぞ」と考えていた。
  しかし、試合が始まってみると終始東京ペース。前半に「キング・オブ・・トーキョー」アマラオが先制点を上げると、後半開始早々、小林のパスから反転して見事なシュートを決め、さらに後半17分、ツゥットのクロスが相手ディフェンダーに当たり、こぼれたところをアマラオがすかさず押し込み、これでハットトリック。三度のメシよりアマラオが好きな私にとって、これはもううれしくてたまらなかった。
 しかしその後もずっと東京ペースで、観戦中は本当にまだあと2点ぐらい入ってしまうような気がしてならなかった。正直言ってフロンターレも点を入れて意地を見せて欲しいとも思ってしまった。さらに後半40分にはGKを土肥に代えて、東京のカリスマGK堀池がJ1初舞台に。私はFC東京ファンになったのはGKが鈴木の時期だったので、ピッチでプレイする堀池を見たのはこれが初めて。GKを蹴る度に堀池コールがあったりと、結構感動したものだ。私の希望だが、今度は是非鈴木も出して欲しい。
 結局3−0のまま試合終了。川崎のサポーターは選手にブーイングの嵐だったらしい。まあ、こうでもしないと選手達も目覚めてくれないから仕方がない。がんばれ川崎フロンターレ!

観戦写真集

肖像権に引っかかるかもしれないので、遠景写真のみ掲載

川崎のホームゲームだというのに川崎側のゴール裏はガラガラ。昨年10月24日の等々力での試合を覚えていただけに、これではあまりにさびしすぎる。私が東京ファンになるきっかけを作ってくれたフロンターレは個人的には好きなチームなので、こういう時こそ大勢の川崎市民の方に来ていただいて、選手を勇気付けることが必要なのでは?

東京のゴール裏も満員とはいえないが、川崎と比べると結構盛り上がっていた。現在の両チームの勢いの違いを感じる。


試合開始前試合開始前





先制点の瞬間




試合終了